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住宅・都市計画見学 in Germany ②

2018.08.06.Monday:ブログ

予告通り、今日は環境に配慮したドイツの都市計画について学んだことをお話します。

ずばり、その取り組みとは森林や畑つまり、自然を減らさないような都市計画を立てることです。
その点で、先日のサッカーワールドカップでも大活躍された、
あの選手の所属チームがあるドルトムント市の例があります。
これは同じ面積の中に建つ住宅の様子を、
日本の一般的な住宅街(左)とドルトムント市(右)で比較した画像です。

ドルトムント市では、1区画を4~5階建ての建物でくるっと1週するように建てられています。
真ん中は中庭のようになっていて、緑があります。なんと言っても、無駄なスペースがありません。
対して日本はごちゃごちゃしています。
住宅の間に細かく道路を作っていますし、家の大きさがまちまちなので、
デットスペースが生まれてしまっています。
それに、緑がほとんどありません。
さらに驚くべきことは、それぞれのここに住んでいる世帯数も比較すると、
ドルトムント市の方が多いということです!
こうして考えてみると、土地を無駄にしないドイツの姿勢が伺えます。
国土の中の市街地の割合は、日本は18%、ドイツは14%です。
ドイツは土地の節約が上手なんですね。
なんと、その秘密の1つは20年スパンで土地の利用計画を立ているからなんだそうです。
例えば、こんな感じです。

明確に建物を建てることのできる範囲が決まっています。
赤色のラインまでは絶対、青色のラインまでは可能という感じでです。
木を植える位置も決まっています。
特に人気のある町は、こうしたルールを厳しく決めても人口は減らないので、キレイなんだそうです。

ドイツのキレイな街並みは偶然ではないんですね。


さて、話は変わりますが、興味深い写真をここで1つ。

これは100人が移動するとしたら、どれほどスペースが必要かを移動手段別に表わした写真です。
徒歩で(右)、バスで(中)、そして車で(左)。
車に関しては全容が画面に納まり切っていません。
つまり、ここで言いたいのは車に乗る人が少なくなるなら、道路を少なくできるということです。
そうなれば、道路の維持費の節約にもなります。
そのためにドイツでは下階がスーパーマーケット、上階が住居という建物も造っているそうです。
買い物するのに車がいらないという環境づくりですね。

さあさあ、まだまだドイツの旅は続きます。
次回も興味深いドイツの建物を紹介していきますよ。
To be continued.

 

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