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住宅・都市計画見学 in Germany ①

2018.07.30.Monday:ブログ


現在、建築バブルと言われるドイツ。
1軒の不動産の内見に50~100人来るということからも需要の高さが伺えます。
その背景には、難民移民による人口増加もありました。
今日からそんなドイツで見聞きしたことを、少しずつお伝えしていきたいと思います。

ドイツでは、建設によって消費する資源、コスト、工期を減らす取り組みがなされています。
そこで、1つの実例を教えていただきました。

これは学生寮です。1部屋ごとにコンテナを作ってクレーンで積み木のように組み立てます。
間取りはこんな感じです。

1人暮らしには十分ですね。
コストも低く工期も短縮できましたので、お金のない学生さんたちにも安価で貸すことができます。
完成した外観がこちらです。素敵ですね。

 

では、次にドイツと日本の建設常識の大きな違いをご紹介します。

こちら何をしているところか、わかりますか?そう、DIYです!
ドイツでは家を借りようと思ったら大抵、前の人が出て行った状態のまま鍵が渡されます。
日本だったら、清掃業者や補修工事が入りますよね。
ですから、入居する前にまず自分で壁紙を変えたり、バスタブを変えたりしてDIYするのです。
こうして多くの人が自分の家だけでなく、友達の家のDIYも手伝います。
そうすると、マイホームを考える30代くらいになる時には、それなりの腕と知識を持っているのです。
それで、ドイツでは家は家でもこんな商品があります。

読者の皆さん、この写真でお気付きになられたでしょうか?
日本ではこの表の1番下のターンキー、つまりすべて完成した状態での引渡しが一般的ですよね。
しかし、ドイツでは壁紙と床はセルフで完成させるレベル3、
壁紙と床に加え配管、配線、水回りもセルフで完成させるレベル2、
そして本当に建物と外装のみのレベル1という、それぞれのDIYレベルにあった商品があるのです!
本当にこんなことまでできてしまう人が多いのか… 恐るべし、ドイツ人!
当然、価格もセルフ部分が多いほうが安くなっていく訳です。自分でできるのなら、大変お得です。

今日のお話はここまで。
次回はドイツの環境に配慮した都市計画のお話をします。
To be continued.

 

インターンシップ~幕別高等学校の生徒を受け入れました

2018.07.09.Monday:ブログ

毎年恒例になってきているインターンシップ受け入れの時期になりました。
今年は土木建築関係の仕事を希望する男子生徒B君がやって来ました。

年の離れた小さな弟におもちゃ収納BOXを作りたい!
というB君は、弊社で設計図を書き、弊社の作業場で制作に励みました。
なんとも弟思いなお兄ちゃんです。

仕上げにダークな色合いの防腐剤を塗って完成です。

立派な2つの収納BOXが出来上がりました!最後の記念に大野社長とパシャリ。

後日、良い社会勉強になったとお礼の手紙をくれたB君。緊張の連続だった1週間だったことでしょう。
これからも勉強に励み、立派な社会人になってくださいね。

弊社はこれからも、若者たちが建築の仕事に興味を持つお手伝いをしたいと願っています。

 

WORKSに新着記事を追加しました。

2018.07.09.Monday:動き

今回は大野社長が日本を飛び出しドイツの見学会を経て、かつて手がけた一軒のお宅を回想します。
『こだわりのナチュラルHOUSE~時を超える家を求めて~』を是非ご覧ください。

 

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