芽室町K様宅、完成!
2018.10.29.Monday:家づくり
K様宅の建築模型
1F 2F
吹き抜け部分や窓など、試行錯誤し施工へと繋がっていきました。
そうして、K様宅を着工したのは秋が深まる昨年10月。
この自然溢れる場所に家が建っていきます。
地鎮祭。
基礎工事。
そんな中、冬の訪れが…。
でも、工事は進んでいきます。
基礎工事が済んだら、春までビニールシートの下で大切に冬眠させます。
春までしばしのお休みです。
実は春までの間、別の場所で工事の準備が進んでいました。
マイホームには何か自らの手を加えたい!
というK様たっての希望で、工事に使う木材に塗装をされていました。
がんばられました!これで春からの本格的な工事を待つばかりです。
さて、これらはどの部分で使われるのでしょうか?それは、春のお楽しみに。3か所出てきますよ~
2018年、春。本格的な工事がいよいよスタートです!
1階部分の形が見えてきました。
足場を組んで全体像が見えてきます。
結構な傾斜の屋根で作業する職人魂。
そんな職人さんたちの働きもあって屋根が掛かり、家らしくなってきました。
建物の南側をパシャリ。
リビングの大きな窓を付けます。解放感、見晴しがとても良さそうなのが、もう伝わってきます。
屋根の板金もきれいに出来上がり、
内部では断熱材を詰めて、北海道の厳しい冬に備えます。
そして、ここで1つ目のK様自らが塗装された材料の登場です。ベニヤ板は天井だったんですね!
さてその頃、別の場所で1本の木が伐採されていました。それはK様の奥様のご実家です。
お父様が亡くなられてから、お庭の木の手入れができなくなってしまったので、
その木を切って加工し、家を建てる際に何かに使用できないか?ということでした。
こうして出来上がったのが、エントランスの壁です。
ステキな味わい深い壁になりました。
さて、外壁の工事も進んで行きます。細く長い木材を並べると、シックでおしゃれな外壁に。
そして、内装工事も脈々と進んでいきます。
天井のベニヤ板の上に、さらに細長い木材が付きました。
これが、K様自ら塗装された2つ目の材料です。
初夏、吹き抜けの窓からはたくさんの光が差し込みます。
ここで、最後の3つ目のK様自ら塗装された材料が登場です。フローリングだったんですね。
素敵な床になりました。
そんな中、リビングではK様こだわりのスペースを製作中です。それがこちら。
息子さんと近くの川原で拾った石を活用して、薪ストーブを置くスペースを手作りします。
この続きは、住みながら作っていくそうです。薪ストーブが置かれる日が楽しみですね!
ついに、外壁は完成!
そして、内装も完成しました。
完成した記念に家族の手形をメモリアルタイルに。そこには、今年誕生した新しい命も加わりました。
では、完成したK様宅の全貌をご覧ください。
ラバトリー・バスルーム・トイレ
階段・吹き抜け・廊下
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
K様ご家族の幸せな家庭が、この家で育まれていきますように―。
◇設 計 株式会社 大野建設 担当 大野圭市
◇施 工 株式会社 大野建設
北海道芽室町・K様宅 家族構成/夫婦30代、子供2人
◇建築データー
構造規模 木造(枠組み工法 2’X6’)
延べ床面積 128,96 m2(38.93 坪)
主な外部仕上げ 屋根/ ガルバリウム鋼板0.35 平成ルーフ葺き
外壁/道産トドマツ 木酢液付け 板貼り
外部建具 玄関ドア・南面連装窓・台形変形窓/木製 ノルド社 トリプルガラス仕様
その他外部窓/シャノン ドレーキップ窓 トリプルガラス仕様
主な内部仕上げ 床/道産カラ松フローリング(オムニス林産生産組合)
壁・天井/SSプラスター(富士川建材)
断熱仕様 基礎/押出法ポリスチレンフォームb3 ァ100
外壁/高性能グラスウール16kg 140mm + 付加断熱押出法ポリスチレンフォームb3 ァ50
屋根/高性能グラスウール16kg 140mm + 高性能グラスウール16kg 140mm
暖房方式 灯油式セントラルヒーティング 床下暖房 床下入気
◇工事期間 平成29年10月~平成30年7月